Webエンジニアになりたい、プログラミングを仕事にしたい。
そんな目標を持って勉強している彼には、学びを前に進める物を贈ると喜ばれます。
狙いたいのは、独学でつまずきやすいところを助けてくれて、現場に出てからも読み返せる物です。
この記事では、エンジニアになりたい彼に贈りたい物を20点選びました。
Webの土台を学ぶ入門書、プログラミング言語の幅を広げる本、開発の現場で使う道具を学ぶ本、コンピュータとネットワークの基礎を学ぶ本、良いコードを書く考え方の本、勉強がはかどるデスクまわりの順に紹介します。
出版社やメーカーの商品説明をもとに調べていて、本はすべて紙の本です。
どれもAmazon.co.jpが販売する新品を扱っていることを確かめています。
20点の早見表
どんな良さがある物なのか、どんな人に向いているのかを一覧にしました。
気になる物から読んでみてください。
| アイテム | 良いところ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座 | 知識ゼロからWebサイトの作り方を体系的に学べる | まったくの初心者 |
| [改訂新版]プロになるためのWeb技術入門 | Webシステムの仕組みを根本から理解できる | Webアプリの作り方を知りたい人 |
| Webを支える技術 | HTTPやURI、RESTの設計思想を学べる定番書 | Webの仕組みを深く知りたい人 |
| JavaScript Primer 改訂2版 | ES2022に対応し、基本文法から実際の使い方までわかる | JavaScriptをこれから学ぶ人 |
| ゼロからわかる TypeScript入門 | 型のある書き方を、図解と練習問題で学べる | JavaScriptの次を学びたい人 |
| スッキリわかるPython入門 第2版 | ブラウザで試せるdokopyで、環境づくりなしで始められる | Pythonを始めたい人 |
| SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 | プロのDBエンジニアがSQLの基礎をやさしく解説 | データベースが初めての人 |
| 新しいLinuxの教科書 第2版 | コマンドラインからシェルスクリプト、Gitまで | 黒い画面に慣れたい人 |
| つくって、壊して、直して学ぶ Git&GitHub 入門 | わざとエラーを起こして直し方を学ぶ | Gitのエラーが怖い人 |
| 仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん | イラストとハンズオンでDockerの仕組みを学べる | 開発環境づくりに進みたい人 |
| ネットワークはなぜつながるのか 第2版 | URLからWebページが表示されるまでの道筋がわかる | 通信の仕組みが気になる人 |
| コンピュータはなぜ動くのか 第2版 | ハードからセキュリティまで、1冊で基礎がわかる | 基礎知識を学び直したい人 |
| 改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 | 変更しやすいコードの書き方と設計を学べる | 動くコードの次を学びたい人 |
| 達人プログラマー 第2版 | より良いプログラマーになるための実践的なアプローチ | 長く読み返せる1冊がほしい人 |
| リーダブルコード | 名前やコメントなど、書き方の細部を直せる | 動くコードは書けるようになった人 |
| エレコム Leggero メカニカルキーボード 赤軸 | 軽やかな打ち心地の有線メカニカルキーボード | 毎日たくさんコードを書く人 |
| エレコム ノートPCスタンド PCA-LTSFA7SV | 画面を約7cm上げる折りたたみ式のアルミスタンド | ノートパソコンで勉強する人 |
| ソニック リビガク 書見台 LV-7450 | 本を手で押さえずに開いておける | 本を見ながらコードを打つ人 |
| エレコム リストレスト FITTIO ロング | 手首を支えて、長時間のタイピングを楽にする | 長時間タイピングする人 |
| 山田照明 Z-LIGHT LEDデスクライト Z-108NB | アームで好きな位置に止められ、手元を照らせる | 夜に机で勉強する人 |
エンジニアになりたい彼へのプレゼント選び 3つのポイント
HTMLから始めたばかりなのか、JavaScriptやデータベースまで進んでいるのかで、役に立つ本が変わります。
今の段階の少し先を学べる物が喜ばれます。
Webサイトの見た目を作りたいのか、裏側の仕組みを作りたいのかで、学ぶ内容が変わります。
彼が目指している方向を聞いてから選びましょう。
エンジニアの勉強は長く続きます。
キーボードやスタンドのように、毎日の勉強を少し快適にする物も喜ばれます。
彼の勉強の様子を知るヒント
持っている本を見ておけば、同じ本を贈るのを防げます。
どの言語の本が多いかで、今学んでいる分野もわかります。
「最近どこが難しい?」と聞いてみると、Git、データベース、コマンドラインなど、次に助けになる本がわかります。
ノートパソコンだけで勉強しているなら、スタンドや外付けのキーボードで姿勢が楽になります。
選び方
プログラミングを始めたばかりの彼には
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座から始めるのがおすすめです。
手を動かしながらWebサイトの作り方を学べます。
Webアプリを作れるようになりたい彼には
JavaScript Primerと、プロになるためのWeb技術入門の組み合わせが向いています。
書き方と仕組みの両方がわかります。
現場で使う道具に慣れたい彼には
SQL、Linux、Git&GitHub、Dockerの本から、彼がまだ触っていない分野を選びましょう。
就職や転職が近い彼には
良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門や達人プログラマーで、チームで通用する考え方を身につけられます。
コードの書き方を整えたいなら、リーダブルコードも合います。
毎日長い時間パソコンに向かう彼には
Leggeroのキーボード、ノートPCスタンド、書見台で、勉強の姿勢を整えましょう。
夜に机で勉強するなら、Z-LIGHTのデスクライトも役立ちます。
キーボードをよく打つなら、手首を支えるリストレストを添えましょう。
ほかの言語も学びたい彼には
JavaScriptの次なら、型のあるTypeScriptの入門書が向いています。
違う分野に広げたいなら、Pythonの入門書を選びましょう。
コンピュータの仕組みを知りたい彼には
ネットワークはなぜつながるのかと、コンピュータはなぜ動くのかを並べて贈れば、通信から中身までの基礎がそろいます。
Webの土台を学ぶ入門書
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
Webデザインの情報サイト「Webクリエイターボックス」の管理人、Manaさんが書いたHTMLとCSSの入門書です。
SBクリエイティブから2024年3月に出た第2版で、320ページあります。
HTMLとCSSの基本を知識ゼロから体系的に学べます。
モバイルファースト、レスポンシブ、Flexbox、アニメーションなど、今のWebサイトづくりに欠かせない技術も入っています。
第2版では、HTML Living StandardやWebPなどの新しい情報が加わりました。
向いているのは、プログラミングをこれから始める彼です。
手を動かしながらWebサイトを作っていくので、自分の作った物がブラウザに表示される楽しさを最初に味わえます。
気をつけたいのは、JavaScriptでの動きのある処理や、サーバーの仕組みまでは扱わないことです。
HTMLとCSSをひととおり書けるようになったら、次のJavaScript Primerに進むと流れがつながります。
[改訂新版]プロになるためのWeb技術入門
小森裕介さんによる、Web技術を根本から理解するための入門書です。
2010年に出た初版を全面改訂して、技術評論社から2024年11月に出ました。
528ページあります。
「なぜWebシステムをうまく作ることができないのか」という問いから、Webの仕組みを基礎の基礎から応用まで解説しています。
サンプルアプリケーションを試しながら理解を深められるように作られていて、エンジニアとして成長していくための手がかりも入っています。
向いているのは、Webアプリがどう動いているのかを知りたい彼です。
コードを書けるようになってきたころに読むと、ブラウザとサーバーの間で何が起きているのかがつながります。
気をつけたいのは、特定のプログラミング言語の書き方を覚える本ではないことです。
言語の書き方を学びたいなら、JavaScript Primerのほうが合います。
Webを支える技術
山本陽平さんによる、Webの設計思想を解説した本です。
技術評論社のWEB+DB PRESSプラスシリーズから2010年4月に出て、今も読み継がれています。
400ページあります。
HTTP、URI、HTMLといったWebを支える技術を、歴史や設計思想を交えて解説しています。
そのうえで、望ましいURIの設計、HTTPメソッドの使い分け、クライアントとサーバーの役割分担など、Webサービスを設計するときの考え方を学べます。
向いているのは、Webの仕組みを深いところまで知りたい彼です。
APIを作る仕事に進みたい人にとっても、土台になる考え方が身につきます。
気をつけたいのは、2010年に出た本なので、今のフレームワークの使い方は載っていないことです。
最新の技術をまとめて学びたいなら、2024年に改訂されたプロになるためのWeb技術入門のほうが合います。
JavaScript Primer 改訂2版 迷わないための入門書
KADOKAWAの、JavaScriptの入門書です。
書名は「JavaScript Primer 改訂2版 迷わないための入門書」で、著者はazuさんとSuguru Inatomiさんです。
2023年に発売された紙の本です。
ES2020、ES2021、ES2022に対応した改訂版で、508ページあります。
第1部は基本文法、第2部はユースケースの構成です。
第2部では、Ajax通信、Node.jsのコマンドラインアプリケーション、Todoアプリケーションを例に、実際の開発での使い方を解説しています。
書籍の内容は、jsprimer.netというWebサイトでも公開されています。
向いているのは、動きのあるページを作れるようになりたい彼です。
同じ記事のHTML & CSSの本がページの見た目を作る本なのに対して、こちらは動きを作る言語の本です。
ECMAScript 2015以降の新しい書き方を中心に、既存のコードに出てくる古い書き方も解説しています。
気をつけたいのは、JavaScriptの全機能を解説するリファレンスではない点です。
出版社は、現場で困ったときに自分で調べて解決できるように、調査の方法にも焦点を当てたと案内しています。
ほかの言語の経験がなくても読み進められる構成ですが、手元で辞書代わりに引く本というより、通して読む本です。
プログラミング言語の幅を広げる本
ゼロからわかる TypeScript入門
技術評論社の、TypeScriptの入門書です。
書名は「ゼロからわかる TypeScript入門」で、著者はWINGSプロジェクトの齊藤新三さん、監修は山田祥寛さんです。
2022年に発売された紙の本です。
プログラミング初心者や、本職のプログラマーではない人に向けて、TypeScriptの基本の文法とプログラミング方法を、フルカラーの図解で解説しています。
全部で12章、320ページです。
Windows、macOSそれぞれでの環境の作り方から、Visual Studio Codeでの実行までを順に説明します。
各章の終わりには練習問題があり、最後の章ではWeb APIとJSONを使った非同期のWebアプリケーションを作ります。
向いているのは、JavaScriptの基本は触ったので、次に型のある書き方を覚えたい彼です。
同じ記事のJavaScript Primerで基本文法を学んだあとに、変数のデータ型から、クラスやインターフェース、モジュールまでを順に学べます。
気をつけたいのは、基本的な文法とプログラミング方法を丁寧に解説する入門書だということです。
型を深く掘り下げる専門書を探している彼には、物足りないかもしれません。
まずは、手を動かして1冊を終わらせたい彼に向いています。
スッキリわかるPython入門 第2版
インプレスの、Pythonの入門書です。
書名は「スッキリわかるPython入門 第2版」で、著者は国本大悟さんと須藤秋良さんです。
2023年11月に発売された紙の本で、416ページあります。
Python 3.11から3.12を基本に、3.8以降に対応した改訂版です。
変数とデータ型、コンテナ、条件分岐、繰り返し、関数、オブジェクト、モジュールの順に学びます。
巻末には、よくあるエラーをまとめた「エラー解決・虎の巻」と、実践的なコーディング力を鍛える「ゲーム開発の総合演習」があります。
新刊の購入者は、ブラウザでプログラミングできる「dokopy」も使えます。
向いているのは、開発環境の準備でつまずかずに、Pythonを始めたい彼です。
同じ記事のJavaScriptやTypeScriptの本がブラウザで動く言語を学ぶのに対して、こちらは「なぜそう書くのか」を丁寧に解説するPythonの本です。
シリーズの累計は90万部を超えています(2023年11月時点)。
気をつけたいのは、dokopyが新刊の購入者向けの特典で、利用にはユーザー登録が必要なことです。
インプレスは、古書や新刊以外を購入した場合は一部の機能が使えないと案内しています。
贈るなら、新品を選びましょう。
開発の現場で使う道具を学ぶ本
SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作
プロのデータベースエンジニアであるミックさんが書いた、SQLの入門書です。
翔泳社のプログラミング学習シリーズから2016年6月に出た第2版で、319ページあります。
データベースやSQLが初めての人に向けて、テーブルの構造から、データの検索や更新、よく使う関数、テーブルの結合までを学べます。
WHERE句やGROUP BY句、サブクエリなど、つまずきやすいところは図とサンプルプログラムでかみくだいて解説しています。
標準SQLをもとに、Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、MySQLの違いにも触れています。
向いているのは、Webアプリのデータを保存する仕組みを学び始めた彼です。
どのデータベースを使う現場に入っても、基本の書き方が身につきます。
気をつけたいのは、データベースの設計や性能の調整までは深く扱わないことです。
SQLの書き方を覚えたあとは、現場で使うデータベースに合わせて学びを広げましょう。
新しいLinuxの教科書 第2版
三宅英明さんと大角祐介さんによる、Linuxの入門書です。
SBクリエイティブから2024年4月に出た第2版で、448ページあります。
コマンドラインの使い方を中心に、ファイル操作、パーミッション、プロセス、パイプライン、正規表現、シェルスクリプトまで、エンジニアの定番知識を丁寧に解説しています。
Gitによるバージョン管理も扱っていて、Red Hat系とDebian系の両方に対応しています。
向いているのは、黒い画面のコマンド操作に慣れたい彼です。
Webアプリを動かすサーバーの多くはLinuxなので、早めに慣れておくと現場で困りません。
気をつけたいのは、Linuxを動かす環境を自分で用意する必要があることです。
Gitの使い方をもっと手を動かして学びたいなら、次のGit&GitHub 入門のほうが合います。
つくって、壊して、直して学ぶ Git&GitHub 入門
高橋あおいさんによる、GitとGitHubをハンズオン形式で学ぶ入門書です。
翔泳社から2025年11月に出て、288ページあります。
Gitで挫折しがちなエラーやコンフリクトを、あえて引き起こして直し方を学ぶ構成です。
add、commit、logといった基本操作から、resetの–soft、–mixed、–hardの違い、rebaseやpullで起きるコンフリクトの直し方までを、手を動かしながら体験できます。
向いているのは、Gitのエラーやコンフリクトが怖いと感じている彼です。
チームで開発するときに必ず使う道具なので、就職の前に慣れておくと安心です。
気をつけたいのは、Gitの全部の機能を網羅する辞書のような本ではないことです。
コマンドラインそのものに慣れていないなら、新しいLinuxの教科書と一緒に読むと理解が早くなります。
仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん
小笠原種高さんによる、Dockerの入門書です。
マイナビ出版から2021年2月に出て、320ページあります。
若手エンジニアや、バックエンドの技術にあまり詳しくない人に向けて、イラストとハンズオンを多めに入れて解説しています。
コマンドを打てるようになるだけでなく、Dockerがどんな仕組みで動いているのか、コマンドやオプションが何を意味しているのかを理解できるように作られています。
コンテナ同士の通信や、データをコンテナの外に保存する方法など、現場で必要になるスキルまで学べます。
向いているのは、開発環境づくりやサーバーの側にも興味が出てきた彼です。
Linuxの知識やサーバーの構築経験がなくても読めるように書かれています。
気をつけたいのは、プログラミングを始めたばかりの段階では、出番が少し先になることです。
まずはHTMLやJavaScript、Gitに慣れてから読むと、内容がすっと入ってきます。
コンピュータとネットワークの基礎を学ぶ本
ネットワークはなぜつながるのか 第2版
日経BPの、ネットワークの入門書です。
書名は「ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識」で、著者は戸根勤さんです。
2007年に出た第2版で、448ページの紙の本です。
ブラウザにURLを入力してから、Webページが表示されるまでの道筋をたどる本です。
その途中で働くTCP/IP、LAN、光ファイバなどの技術を、順番に説明します。
ブラウザ、プロトコルスタック、ハブとスイッチとルーター、アクセス回線とプロバイダ、サーバー側のLAN、Webサーバーの順に、全6章で進みます。
向いているのは、Webアプリを作るうちに、通信の裏側が気になってきた彼です。
同じ記事のWebを支える技術がHTTPやURIの設計を学ぶ本なのに対して、こちらはその下の、パケットが機器を通っていく世界を学びます。
出版社は、初心者も基本から読み進められる本だと案内しています。
気をつけたいのは、2007年に出た本だということです。
アクセス回線の章には、ADSLの解説も含まれます。
最新の技術を調べる本というより、基本の考え方を学ぶ本として贈りましょう。
コンピュータはなぜ動くのか 第2版
日経BPの、コンピュータの仕組みを学ぶ本です。
書名は「コンピュータはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識」で、著者は矢沢久雄さんです。
2022年10月に発売された紙の本で、276ページあります。
ハードウェア、ソフトウェア(プログラミングを含む)、データベース、ネットワーク(Webを含む)、セキュリティまでを、全12章で扱います。
巻末には回路図も載っています。
第2版では、プログラミングの題材にPython、データベースの題材にMySQL、暗号の題材に公開鍵暗号方式が使われるなど、内容が更新されています。
向いているのは、コンピュータの中身から学び直したい彼です。
同じ記事のネットワークはなぜつながるのかがネットワークに絞った本なのに対して、こちらはハードからセキュリティまでが1冊でつながります。
プログラミングを勉強していて、基礎知識の穴が気になる彼に贈りましょう。
気をつけたいのは、広い範囲を1冊で扱う入門書で、特定の分野を深く学ぶ本ではないことです。
気になる分野が見つかったら、同じ記事のSQLやLinux、ネットワークの本に進むとつながります。
良いコードを書く考え方の本
改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門
仙塲大也さんによる、変更しやすいコードの書き方と設計を学ぶ入門書です。
技術評論社から2024年12月に出た改訂新版で、408ページあります。
意味のわからない名前や、深くネストした条件分岐など、変更しにくくなるコードの例をあげて、設計でどう解決するかを解説しています。
改訂新版では、筆者の経験をふまえて構成と解説を見直し、より実践的な内容になりました。
向いているのは、動くコードは書けるようになって、次はもっと良いコードを書きたいと思っている彼です。
悪い例と良い例を見比べながら読めるので、自分のコードのどこを直せばいいかがわかります。
気をつけたいのは、プログラミングの文法を学ぶ本ではないことです。
ひとつの言語である程度コードを書けるようになってから読みましょう。
もっと広く、エンジニアとしての考え方を知りたいなら、次の達人プログラマーが合います。
達人プログラマー 第2版
アジャイルソフトウェア開発の先駆者として知られるAndrew HuntさんとDavid Thomasさんの本「The Pragmatic Programmer」20周年版の日本語版です。
村上雅章さんの翻訳で、オーム社から2020年11月に出ました。
422ページあります。
より効率的で生産的なプログラマーになりたい人に向けて、経験を積み、生産性を高め、ソフトウェア開発の全体をより良く理解するための実践的な考え方を解説しています。
特定の言語に縛られない内容です。
向いているのは、エンジニアとして長く成長していきたい彼です。
入門者には手引きになり、経験を積んでから読み直しても得るものがある本なので、何年も本棚に置いてもらえます。
気をつけたいのは、すぐに使えるコードの書き方を教える本ではないことです。
具体的なコードの直し方を学びたいなら、良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門のほうが合います。
リーダブルコード
オライリー・ジャパンの、コードの書き方の本です。
書名は「リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック」で、著者はDustin BoswellさんとTrevor Foucherさん、訳は角征典さんです。
2012年に出た紙の本です。
コードは理解しやすくなければならない、という原則を、日々のコーディングの場面に当てはめていく本です。
第I部は名前の付け方、コメントの書き方などの表面上の改善です。
第II部はループとロジックの単純化、第III部はコードの再構成、第IV部はテストの読みやすさなどを扱います。
日本語版には、須藤功平さんによる解説も入っています。
向いているのは、動くコードは書けるようになった、次は人が読みやすいコードを書きたい彼です。
同じ記事の良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門がクラスや関数の設計から直していくのに対して、こちらは名前やコメントなど、書き方の細部から直していきます。
気をつけたいのは、プログラミングの文法を一から教える本ではないことです。
コード例はC++やJavaScript、Pythonなどで書かれています。
読むなら、何か1つの言語で、簡単なプログラムを書いたことがある彼に贈りましょう。
勉強がはかどるデスクまわり
エレコム Leggero メカニカルキーボード 赤軸
エレコムのLeggero(レジェロ)は、軽やかな打ち心地を目指した有線のメカニカルキーボードのシリーズです。
この記事で紹介しているのは、赤軸のフルサイズのモデルです。
赤軸(リニア)のスイッチは、なめらかでソフトな感触と、打鍵音の響きにくさを両立しています。
スイッチは5000万回の打鍵に耐える高耐久仕様で、Nキーロールオーバーに対応しています。
キーの印字はかな表記を省いたシンプルなデザインで、ケーブルは取り外せるUSB Type-Cです。
Windows、macOS、ChromeOSで使えます。
向いているのは、毎日たくさんコードを書く彼です。
メカニカルキーボードならではの打ち心地で、タイピングそのものが楽しくなります。
気をつけたいのは、テンキー付きのフルサイズなので、幅が44.6cmあることです。
机が狭いときは、置く場所を確かめておきましょう。
ノートパソコンで使うなら、次のノートPCスタンドと組み合わせると姿勢が楽になります。
エレコム ノートPCスタンド PCA-LTSFA7SV
エレコムのPCA-LTSFA7SVは、10.1~15.6インチのノートパソコンに対応する、折りたたみ式のノートPCスタンドです。
厚さ4mmのアルミ合金で作られていて、ノートパソコンの画面を約7cm高くして、目線を上げられます。
傾斜はタイピングしやすい約18°で、前側のストッパーは薄いノートパソコンでも操作の邪魔になりません。
折りたたむと幅210mm、奥行き233mm、高さ15mmになり、耐荷重は5kgです。
向いているのは、ノートパソコンで長い時間勉強している彼です。
画面が目線に近づくので、のぞき込むような姿勢になりにくくなります。
カフェや学校に持っていくこともできます。
気をつけたいのは、角度を細かく調整できるタイプではないことです。
スタンドに載せると本体のキーボードが打ちにくくなる人もいるので、Leggeroのような外付けのキーボードと組み合わせるのがおすすめです。
ソニック リビガク 書見台 LV-7450
ソニックのリビガクは、本を手で押さえずに開いておける書見台です。
メーカーも、タブレット学習やプログラミング学習に向いていると案内しています。
A4判の本に対応していて、大きさは幅280mm、高さ230mm、奥行き50mm、重さは214gです。
本体はポリプロピレン製で、折りたためます。
色はアイボリーです。
向いているのは、技術書を見ながらコードを打ち込んで勉強している彼です。
本を立てて置けるので、キーボードから手を離さずにページを確かめられます。
この記事で紹介している入門書と一緒に贈るのもおすすめです。
気をつけたいのは、置くには幅280mmほどの場所が必要なことです。
キーボードとパソコンを並べた机に置けるかを確かめておきましょう。
本だけでなく、画面を少し高くしたいなら、エレコムのノートPCスタンドのほうが合います。
エレコム リストレスト FITTIO ロング
エレコムの、キーボードの手前に置くリストレストです。
「FITTIO(フィッティオ)」シリーズのロングタイプで、色はホワイト、型番はMOH-FTPWHです。
日本製です。
大きさは幅300×奥行60×高さ16mmです。
表面はポリウレタンの合成皮革、内部は合成ゴムでできています。
高さは、筋電位の計測や体圧分散の試験評価をもとに決めたと案内されています。
スペースキーを親指で押すときに邪魔にならないよう、本体中央部分は低くしてあります。
キーボードを打つときに自然にできるハの字の形も、そのまま形にしています。
向いているのは、毎日長い時間、キーボードを打つ彼です。
同じ記事のノートPCスタンドが画面の高さを整える物なのに対して、こちらは手首の位置を整える物です。
幅は300mmなので、同じ記事のLeggeroのようなフルサイズのキーボードの手前では、全体の幅はカバーしない大きさです。
気をつけたいのは、高さが16mmあることです。
キーボードの手前の高さに合わせて、手首が上を向きすぎないかを確かめて選びたい彼には、合う高さかどうかを聞いておきましょう。
キーボードを贈るなら、同じ記事のLeggeroと合わせて選べます。
山田照明 Z-LIGHT LEDデスクライト Z-108NB
山田照明の、アーム式のLEDデスクライトです。
クラシックなデザインで知られる「Z-LIGHT」シリーズのZ-108NBで、色はブラック、光の色は昼白色です。
LEDの電球が付属しています。
セードの幅は190mm、高さは193mmで、アームの長さは450mmと450mmです。
付属のクランプは、厚さ55mmまでの机に取り付けられます。
電球はE26口金のLEDで、消費電力は7.2W、定格光束は624lmです。
素材は鋼、アルミ、樹脂で、保証期間は1年です。
ブランドのZ-Lightは、1954年に発売されました。
向いているのは、夜に机で本やノートを開いて勉強する彼です。
同じ記事のソニックのリビガクが本を見やすく立てる道具なのに対して、こちらは手元を明るく照らす道具です。
アームを動かして、好きなところでピタッと止められます。
気をつけたいのは、クランプで机の端に挟んで使う形だということです。
天板の厚さが55mmまでの机が対象なので、彼の机の端にアームを動かせる空きがあるかを確かめましょう。
電球はE26口金のLED電球が付属しています。
避けたいもの
学習サービスやアプリの有料プラン
オンライン学習サービスや読み放題の有料プランは、相手がすでに使っていたり、合わなかったりします。
物として残る本や道具のほうが、気軽に受け取ってもらえます。
スペックの好みが分かれる高価なパソコン
パソコンは、使いたい言語や開発環境で選ぶ物が変わります。
本人がこだわって選びたい物なので、プレゼントには向きません。
古い版の技術書
技術書は改訂されることが多く、古い版だと今の書き方と違うことがあります。
買うときは最新の版かどうかを確かめましょう。
よくある質問
最後に
エンジニアになりたい彼へのプレゼントは、今学んでいる段階の少し先を後押しする物を選ぶと喜ばれます。
本棚や机の上、勉強している場所の様子を思い出しながら、彼にぴったりの物を選んでください。






















エンジニアを目指してがんばる彼を、本と道具で応援したい!